アール屋根の平屋

外観は、ダイナミックに構成されたアール屋根が特徴の平屋の家。

光や影までもがアートのようです。

グレーのガルバリウム鋼板の外壁にピンクのポストがアクセントに。

外観からもワクワクでき、「中はどうなっているのだろう」と更にワクワクします。

 

ソラマドの開放感を存分に楽しむ

「“なし”で暮らす、その方が気持ちよくて」と、ご主人が話すのは、この家に一枚もないカーテンのこと。

開け放した窓からはやさしい風が入り、あたたかなお日さまの匂いが体を包みます。

外に視線を向ければ無邪気に遊ぶ愛犬の姿。

なるほど、ご夫婦が気持ちいいと感じているのは、構造的な風通しだけでなく、“暮らしの風通し”良さでした。

空間を大胆に切り取って自然を内部に取り込むソラマドを中心に、居住スペースでくるりと囲んだ間取り。

入り口の玄関ホールから正面奥のサンタリー、左側のLDK、右側の寝室と、どの場所からも抜けるような空が見えます。

中庭に面した窓を開けるとすべてがひとつにつながるオープンな間取りは、「変わった空間かもしれませんが、とても落ち着きますよ」とご主人。

奥さまも「昼間は中庭から入る自然光で家全体が明るく、夜は逆に家の灯りが外に漏れてきれいです」とソラマドの魅力を語ってくれました。

 

住まいと暮らしを整える

天然の木目を生かした、木のぬくもりあふれるLDKには、奥さまお気に入りのソラマドキッチンがあります。

大きめのカウンターでダイニングテーブルも兼ねたコの字型のキッチンは、作業性とコミュニケーションを両立！

コーヒーを飲みながら会話も弾みますね。

ソラマドから注がれる光が心地いい玄関は、愛犬ルゥのお気に入りです。

小さなドアがついていて、中に入ると、ウォークインクロゼットを備えたご夫婦の寝室へとつながる工夫も。

玄関に置いてあるリンゴ箱を使った収納や小さな椅子、ブックシェルフなどはDIYが趣味の奥さまの手作りとのこと。

 

軽やかに内と外がつながり開放感を満喫できるソラマドの暮らし。

それだけに雑多な物を置けばめにつくけれど、どこを見てもスッキリ。

平屋暮らしをはじめて2年を迎えるとは思えないほどの清潔感ある空間。

「外観も室内も飽きのこない美しさ。だからこそモノを増やさずシンプルに、この家の質感を楽しみながら暮らしたい」と、奥さま。

家の存在に感謝して大切に暮らすことや、明確な取捨選択が住空間に心地よさをもたらしているようです。

ご夫婦のやさしさがそのままこの家に宿っているような気がしました。

 

 

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